ゾウは象牙のための密猟で深刻な絶滅危機となり、2016年のワシントン条約締約国会議では象牙消費国に対して象牙市場を閉鎖することが勧告され、米国や中国に続いて、台湾、イスラエル、シンガポール、香港、EU、英国も次々と象牙市場を閉鎖しました。しかし、日本では依然として印鑑を中心に合法的な象牙製品の販売が続けられています。
ゾウの密猟を止めるには消費国がそろって象牙市場を閉鎖しなくてはなりません。
2026年に日本では絶滅危惧種の取引規制などに関する「種の保存法」の改正が行われるので、そこで「日本の象牙市場閉鎖」を加えてもらうことがゾウを絶滅から守るためには必要です。
そこで国会に対して「国内象牙市場閉鎖を請願する実行委員会」が4団体により結成されました。
具体的な行動プランは、今年5月の「国内象牙市場の閉鎖を実現する請願書」の国会への提出です。
請願書の提出には多くの署名を集めることが必要で、皆様に象牙消費国としての日本の現状と問題点を理解してご協力を頂くためにシンポジウムを開催いたします。
参加無料、会場(45名まで)でもオンラインでもご参加できます。締切りは、2月21日(金)正午です。
画像のQコード、あるいは下記リンクからお申し込みください。
以下の内容は申込みQRコードからも見ることができます。
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請願署名Kick Off シンポジウム
– アフリカのゾウを象牙密猟から守るために、
象牙消費国:日本にいる私たちができること
アフリカのゾウが象牙を狙った密猟者に命を奪われています。その結果、アフリカ大陸では、この象牙目的の密猟が主な原因となってゾウの数が急速に減少しています。ゾウをこの脅威から救うため、今、日本に住む私たちにできることは何でしょうか。このシンポジウムでは、象牙取引によるアフリカゾウの危機と世界の動き、日本の国内象牙市場の歴史と現状について共に考えたいと思います。そのうえで、今この時に私たちに求められているアクション=請願署名を、ご提案したいと考えています。
日時
2月22日(土)14:30~16:00
場所(ハイブリッド開催)
地球環境パートナーシップ プラザ(GEOC)
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-70 国連大学ビル1F
主催
国内象牙市場閉鎖を請願する実行委員会:
認定NPO法人トラ・ゾウ保護基金、認定NPO法人アフリカゾウの涙、
認定NPO法人野生生物保全論研究会、CITES Japan Youth
プログラム
・開催趣旨説明
・話題提供1:象牙取引によるアフリカゾウの危機と世界の動き
・話題提供2:日本の国内象牙市場の歴史と現状
コメント:見城美枝子さん(青森大学副学長・エッセイスト・元TBSアナウンサー)
田中奏子さん(東京農工大大学院 環境倫理学専攻入学予定)
土居利光さん(前恩賜上野動物園園長、日本パンダ保護協会会長)
ヒサクニヒコさん(漫画家) (五十音順)
特別コメント:青木ひとみさん(三味線演奏家)
眞田典子さん(Sera Creations/箏の付属品の代替素材製造・販売)
(五十音順)
・質疑応答
・請願書の国会提出の提案
・請願署名についての説明、協力のお願い
・質疑応答
☆参加は無料です。
☆参加ご希望の方は、こちらの参加申込フォームからお申し込みください。
https://forms.gle/k4sR8QDSngmMRdQV8
☆締切りは、2月21日(金)正午です。
☆会場でのご参加は、収容人数の関係上、45名で締め切らせていただきます。
☆オンライン参加の方は、申込完了時に表示されるアクセス用URLをご利用ください。また、21日(金) 15時以降にも、同URLをメールでお知らせします。
ご連絡先:トラ・ゾウ保護基金
〒105-0001東京都港区虎ノ門2–5–4末広ビル3階
TEL: 03–3595–8088
hogokikin@jtef.jp